4-1 危険信号は重くなる、むくむ、しびれる

 

痛みが起こってしまってから、その痛みを取り除く施術と、痛みに至る前に、危険信号を見つけることでおこなう施術とでは、断然危険信号の段階でおこなう施術の方が、簡単な施術であっという間に改善されます。
痛みになる前の危険信号に注意を払って下さい。
危険信号の流れは重くなる→むくむ→しびれるです。
いつもと少し違うなという感覚はとても重要です。人の感覚というのは、とても精密にできています。計測不可能な微妙な差を感じることができるのです。
肩こりなどで、腕が上がらないという人は、必ず痛みが生まれる前に、肩が重い、腕を上げるのが重いと感じていたはずです。その重さが危険信号なのです。
重く感じていた部分が、次にむくみ、そしてしびれて感覚があまりなくなってくると、痛みが発生します。
人によって、重みを感じにくい人もいます。
日頃から、自分の体をよく観察しておくことも大切です。


 

こちらのページは筋整流法創始者である小口昭宣による「筋整流法」「腱引き療法」の解説です。一問一答形式の「よくあるご質問」のページもありますので、そちらもご覧ください。